ハトの羽色

色々な模様といえばネコ。ネコは模様によって三毛やキジトラなど名前があります。 同じようにハトの羽色もレース鳩や研究の世界で名前が付いています。その名前を元に全国ハト調査でも5種類に分けました。

 

ドバトの羽色

ドバトの羽色は翼の中心部分の模様(肩羽と雨覆の模様)でタイプを判断します

灰二引

翼にある二本の黒い線が特徴です。体全体は灰色で肩羽や雨覆には黒い模様はありません。

灰ゴマ

体は、黒と灰色のまだら模様でゴマがふってあるように見えます。この調査では肩羽から雨覆にかけての黒い羽根の割合が50%以下のものを灰ゴマとしています。

翼に二本の線が入っていてもゴマ模様があれば、ゴマに入ります。

黒ゴマ

翼の模様は、黒と灰色のまだら模様をしています。黒ゴマは、肩羽から雨覆にかけての黒い羽根の割合が50%以上のものです。

先行研究に沿って「黒ゴマ」としているため、レース鳩の呼称で「濃ゴマ」に該当する羽色も本調査では黒ゴマとします。


翼の肩羽から雨覆にかけてが黒い個体です。

この調査の基準では、95%以上が黒ければ、”黒”とします。

翼にある2本の帯もほぼ目立ちません。

全身が白っぽいハトです。

羽根が赤茶色をしているハトです。特に他のハトで黒い模様になる部分が赤茶色になる傾向にあります。